自民党総裁選 経済人のイチ推しは政策通の斎藤健経産相…他10人の評価は?

公開日: 更新日:

政界通(以下=政) 自民党総裁選が9月27日投開票と決まったが、経済人は乱戦模様をどうみているのかね?

財界通(同=財) それが、意外な答えが多い。

官界通(同=官) メディアが有力視する石破茂・元幹事長(67)や河野太郎デジタル相(61)を推していないのか?

 違う。石破氏は安保防衛に強いといっても、幹事長時代にあった「部屋にこもって戦車のプラモデルをつくっていた」という「兵器おたく」のイメージが消えず、「経済政策を本気で語った印象がない」とする声が多い。河野氏には「何か一点突破なら期待できるかもしれないが、G7(主要7カ国)の首脳に入ると存在感がないだろう」と外交・安保の経験不足を懸念するむきが目立つ。

 では、経済政策通とされる林芳正官房長官(63)や加藤勝信・元官房長官(68)、茂木敏充幹事長(68)へ期待しているのか?

 そうでもない。林氏はコメンテーターのような発言が目立ち、「具体的で実現可能な政策はあまり聞かない」との不満が強く、加藤氏には「政治家として何をしたいのかが伝わってこない」という声が少なくなく、茂木氏も政策論が評論家的で夢を感じさせないとの指摘が多い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後