旧統一教会は本当に解散させられるのか…米政権が「待った」をかける?

公開日: 更新日:

解散命令を反故にする「悪魔のシナリオ」はあり得るのか

 教会の韓鶴子総裁は解散命令が出て大きく失望したようだが、「さらに日本政府と戦うようにゲキを飛ばしたのです」(教会関係者)。それがアメリカ共和党の有力者を動員して、日本政府に「信教の自由を侵すな」と圧力をかけろということだというのである。

 教会シンパのトランプと、“広告塔”石破が手を組んで、解散命令を反故にする「悪魔のシナリオ」はあり得るのか? メディア全体で監視していく必要があるはずだ。

 文春によると、ワールドサミットの間に「合同結婚式」も行われ、日本人信者が1200人も参加するという。信者たちは税関で、申告のいらない100万円以下の現金を持ち出し、献金するそうだ。

 さらに、韓国の教会の聖地・清平にある総工費700億円を超えるといわれる天苑宮に韓鶴子が入宮する儀式には、日本人信者8000人が参加するというのである。最近は、悪名高い壺や多宝塔を売りつける「霊感商法」の代わりに、体に取りついている病気や苦難を取りはらう儀式など、新しい霊感商法を生み出し、日々、信者からカネを搾り取っているという。

 旧統一教会問題は終わってはいないのだ。“健忘症”という持病を持つメディアだが、このことだけは決して忘れてはいけない。 (文中敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  2. 2

    高市首相がどんなに反論しても…石油・ナフサ危機「6月に詰む」に現実味、トヨタ系企業からも悲鳴

  3. 3

    片山財務相&三村財務官コンビの為替介入に戦略なし 手の内ミエミエの投機筋はむしろ大歓迎という皮肉

  4. 4

    中東情勢、業績悪化、倒産増加…GW明けの日本経済にたちこめる暗雲

  5. 5

    経団連副会長に「三菱」が6人 三菱電機が「スリーダイヤ」グループで頭一つ出るか?

  1. 6

    実質賃金3カ月連続プラスは“春の夜の夢”…高市政権の場当たり的バラマキ政策で「円破壊」が進む

  2. 7

    高市首相が窮地…株・円・債権トリプル安で「追い込まれ補正予算」編成すら危うい八方ふさがり

  3. 8

    ナフサ危機が食料品流通も直撃! 包装資材不足で鮮度保てず、出荷さえできなくなる恐れ

  4. 9

    専門家は「無私の姿勢で組織を引っ張る人」と評価する「司馬遼太郎」のリーダー像が受け入れられなくなったのはなぜ?

  5. 10

    石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?