大阪万博はもはや「何も見られない」…閉幕まで25日、“駆け込み来場”で激混みの悲惨
最後の最後まで……、「並ばない万博」とはなんだったのか。
18日で閉幕まであと25日となった大阪・関西万博。万博協会が予想していたように、来月13日の閉幕が近づいたことによる駆け込み来場で、最近は連日客が殺到。13日には一般来場者数が21万8130人を記録し、過去最多を更新した。
当然、会場内の混雑が深刻化している。SNS上では<暑すぎるし混みすぎ><入場に1時間かかった>といった声がチラホラ。チケットがあっても入場できない日時ばかりで、万博協会の高科淳副事務総長が15日に「午前中や土日祝日を中心に、閉幕日まで来場予約枠がおおむね埋まっている」と話すほどだ。
パビリオンの予約合戦も激化しており、1枠も予約できないケースが珍しくない。<せっかく万博行ったのに、リング以外何もみれなかった>との切実な投稿もあった。
日刊ゲンダイのカメラマンが会場を訪れた12日には、20万8163人の一般来場者が集まった。人気のアメリカ館をはじめ多くのパビリオンで、大屋根リング付近まで延びる長蛇の待機列ができていた。