「鬼滅の刃」公開10日で興収128億円突破! 元請けアニメ制作会社は3部作に“全集中”
音楽バラエティー番組「うたばん」のオープニングアニメーション制作から始まり、2003年にはTVアニメ作品の元請け制作を開始し、オリジナル企画「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」を始動。2007年にはアニプレックスなどとの共同で「TYPE-MOON×ufotableプロジェクト」のアニメーション制作を担当するなど、事業規模を拡大した。
■コンセプトカフェも
また、2006年6月にはファンとの関係を構築するため、コンセプトカフェ「ufotable Cafe 東京店」を開設し、飲食事業を開始。順次店舗を開設。2012年3月には徳島で「ufotable CINEMA」を開館。アニメのみならず、実写邦画や洋画なども上映している。
創業者の近藤氏は、1969年、徳島県生まれ。大学卒業後に専門学校に入学し、実写関係の知識を学ぶ。ゲームのフリーライターとなった後、東京ムービーやテレコム・アニメーションフィルムに勤務。ステップ映像を経て、ufotable設立とともに社長に就任した。また、NPO法人「マチ★アソビ」の代表理事を務めるほか、2014年には「マチ★アソビ」での功績により、第50回徳島新聞賞において、徳島への功績が著しい県内外の個人に贈られる特別賞を受賞している。