高級ドライヤーの評価を決定づけた美容への意識改革 3万円以上が市場の4割、8万円の商品も!
ヘアケアの理論が確立されたことで、市場には高機能ドライヤーがあふれている。私も今年は10モデル近くをテストした。最高価格帯のパナソニック「EH-NC80」は、実勢価格で約8万円。効果もすごいが値段もすごい。
だが、高級炊飯器と同様、高くても売れている。美容院でのトリートメント代を考えれば、「コスパが良い」と判断する層が増えているのだ。
差別化のポイントはヘアケアだけにとどまらない。ダイソンのように持ち手部分にモーターを組み込んだ「ショートノーズ型」が最近は人気だ。重心が手の中に収まるため腕が疲れにくく、頭皮との距離感もつかみやすいため使い勝手が良い。
寒さが厳しくなる冬。高機能ドライヤー商戦は、熱風以上に熱くなりそうだ。


















