namcoはガチャ専門店を強化 ゲーセンは今や“推し活”の場に

公開日: 更新日:

 一方のアーケードゲームなどは2階の奥など、目立たない場所に追いやられ、「マリオカート」や「太鼓の達人」などの知名度の高い定番タイトルに限られることが多い。なぜ変化したのか。

「無料で遊べるスマホゲームが普及したため、硬貨を投じてまでビデオゲームで遊びたいという人は減っている。家庭用ゲームも性能が向上し、ゲーム会社もアーケード専用タイトルの開発に注力しなくなった。一方で、アニメ人気を背景に関連グッズを欲しがる層が増えている。カプセルトイは必ず景品が手に入るし、クレーンゲームも一定額(1000円以上)を使えば、店側のアシストなどで獲得できる可能性が高い」(ゲーム開発企業の関係者)

■「ゲーセン」から「ゲーム」が消えていく

 ゲーセンは今や推し活の場にもなっている。全国で「GiGO」を展開するGENDAは近年、各地でゲーセンのM&Aを積極的に手がけており、業態をGiGOへ転換するとともに、クレーンゲームの拡充を進めている。「namco」の運営企業であるバンダイナムコアミューズメントも、カプセルトイ専用店舗を強化している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する