イオンがドラッグストア大手「アオキHD」への取締役派遣を中止 アオキ株保有継続で対立激化
「昨年秋にイオンがクスリのアオキホールディングス(HD)株を買い増して以降、両創業家の間には、秋風が吹いていました」(メガバンク幹部)という。両社の関係は、とうとう抜き差しならない領域にまで悪化してしまった。
イオンは15日、出資先であるドラッグストア大手、クスリのアオキHDへの取締役の派遣を取りやめたと発表した。社外取締役を務めてきたイオン会長の岡田元也氏が同日付で辞任。企業統治をめぐる姿勢が「当社と相いれない」と判断したという。イオンは、「企業としての社会的責任や透明性に懸念を持っている」とアオキの経営を批判するコメントも公表した。
イオンとアオキは2003年に資本業務提携し、イオンはアオキHDの株式を10.2%保有した。しかし、9日に提携関係の解消が突然、発表された。
「クスリのアオキ側から岡田氏の社外取締役退任や、保有株式の売却を要求された」(イオン関係者)のが理由だ。
岡田氏の辞任は、そうしたアオキ側への意趣返しとなる。アオキHDは岡田氏の辞任について「一身上の都合」とだけ発表した。


















