変容資源研究所 中川瑛代表(1)ハラスメント加害者が学び変わるために

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「そうではなく、同じ悩みや苦しみを抱えた当事者同士が、互いを助け合いながら、自ら学び変わろうとする場が必要だと思ったのです」と、中川は語る。

 無料オンラインで、当事者たちが自身の体験を語り、弱音を吐いたりして話し合ったりテキストを使って学び合ったりする。それは、いままでにはなかった画期的なシステムだった。

 GADHAのサイトを開設すると、予想以上の多くの反応があり、驚いた。

「こんなに、自分の加害性に気づける人がいるということに驚きました。それとともに、気づいたからといって、簡単には変われないということも分かりました」と、中川は語る。

「もう絶対、相手を怒鳴ったり、傷つけたりしません!」と啖呵を切った人が、数日後には「また、やってしまいました」とうなだれるということが珍しくないからだ。今までの参加人数は1600人以上、男女比は4対1、年齢層は10代から80代(ボリュームゾーンは30~50代)と幅広い(昨年9月時点)。

 この類を見ない自助団体は注目を集め、多方面から講演会、研修、コンサルティングなどの依頼が次々と舞い込むようになり、片手間のつもりで始めた活動がどんどん広がっていった。

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