「IKEA」が原宿と新宿の2店舗を閉店…成長鈍化で郊外型店舗も危うい

公開日: 更新日:

 もっとも、イケア・ジャパンは都心型店舗を出店する前から業績が悪化している。06年の1号店出店以降、規模を拡大したが、利益率は14年ごろから低下した。営業利益は17年8月期から19年8月期までの間、赤字で推移。

 翌年に黒字化を達成したものの、24年8月期には約21億円の赤字となり、25年8月期は48億円の赤字を計上した。近年の売上高は950億円前後を推移し、成長は鈍化している。

「家具は引っ越しなど移動時に買うもの。コロナ禍では巣ごもりで家具需要が伸びたが、住宅着工数の減少で人の移動が減り、業界全体が縮小の流れにある。成長したのは家具を低価格化したニトリぐらいだ。IKEAも安価だが、ニトリより組み立てに手間がかかり、利便性に劣る」(家具業界関係者)

 ニトリ1強の国内では、出店の余地が少ないという。

 イケア・ジャパンは13年に広島駅付近の土地を取得したが、店舗の建設は着手されず、21年には住友不動産に売却した。札幌での出店計画も撤回している。

■DIYの普及度も一因

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  2. 2

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  3. 3

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  4. 4

    萩本欽一(10)自宅に税務署、友達もいない 萩本少年を救ったのがチャップリンだった

  5. 5

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  1. 6

    炎鵬の宮城野部屋再興は道険し…親方資格取得も立ちはだかる“2つの壁”

  2. 7

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

  3. 8

    「ダルの真似なんかしてんじゃねえよ」 田中将大にこうハッパをかけた真意

  4. 9

    根尾昂や石川昂弥をトレードで放出しない“中日ならでは”の理由

  5. 10

    【スクープ第3弾!】衆院選での違法な「有料広告動画」疑惑 宮城自民5陣営“総汚染”で組織ぐるみが浮き彫り