コメがようやく値下がりトレンド、2000円台の銘柄米も店頭に…価格はどこまで下がるのか?

公開日: 更新日:

 昨年はコメ不足の懸念から、業者間の買い付け競争が過熱した。特に商社などは資本力を武器に、生産者に高値を提示してコメを買い集めた。そのため、JAも集荷時に前もって生産者に払う概算金を大きく引き上げざるを得なかったという経緯がある。多くの業者は高値で仕入れているため、そう簡単には安く売れない、ということだ。

■これから始まる在庫一掃セール

 とはいえ業者も、いつまでも在庫を抱えているわけにはいかない。いずれ“在庫一掃セール”が始まるとみられている。

「コメ業界は、借入期間が半年程度の短期融資を受ける業者が多い。新米を仕入れる昨年9月ごろに借り入れた業者は、すでに返済時期を迎えています。また、業者の決算期も3月に集中しており、いまの時期は、ある程度損切りしてでもコメを売りたがる業者が増えています。現在のような緩やかなペースではあるものの、今後も値下げは進むと考えられます。さらに、新米が出回る直前の6月になれば、大手卸売りの損切りの動きが、より活発になる。そのころには、5キロ3500円程度が一般的な価格になっているでしょう」(常本泰志氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  2. 2

    馬場典子アナの「人生の転機」は日テレ入社7年目“福澤一座”の旗揚げ公演の初舞台

  3. 3

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  4. 4

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  5. 5

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  1. 6

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 9

    高市早苗がナチス礼賛本に推薦文…「♪盟友ナチス♪」の高須克弥を持ち上げた安倍晋三にも共通する体質

  5. 10

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務