石油備蓄に奇妙な“二重基準”…1日の消費量が日本政府は「176万バレル」で国際基準は「336万バレル」のナゼ
このギャップの真相は何か。まさか政府が国内消費量を低く見積もっているのか。石油備蓄を所管する資源エネルギー庁に疑問をぶつけてみた。
「ご指摘の統計の『石油消費量』には、LPガス(液化石油ガス)やナフサなど関連製品の消費量も含んでいるようです。一方、国家備蓄は純粋に石油単体の消費量だけに基づくもの。政府の『石油製品需給動態統計調査』から1カ月おきに過去半年分の消費量を見直し、算出しています」(長官官房総務課・調査広報室)
奇妙な二重基準は誤解を招くだけだろう。国の石油備蓄量は先月29日時点で146日分、民間備蓄と産油国備蓄を含め計235日分あるとはいえ、同じく中東依存度が8割と高いナフサは備蓄法の対象外だ。イラン攻撃前の国内在庫は2~3週間分しかなかったとされる。
資源を「持たざる国」の危機は続く。
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