やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請
■なぜ国は採用したのか?
EVMJのバスは、福岡県筑後市でも突っ返されている。市によると、昨年4月にEVMJからスクールバス4台を導入したが、信号待ち中に突然システムがダウンして動かなくなったり、ハンドルの反応が悪くなったりするトラブルが相次いだ。EVMJが点検を実施しても改善されず、安全性への懸念が払拭できないことから、7月に他のディーゼル車に置き換えることとなった。
EVMJのバスは、伊予鉄バスや阪急バス、東急バスなどでも使用されている。関東地方のあるバス運行会社関係者はこう話す。
「うちの会社でもEVMJのEVバスを使用していますが、路上で突然立ち往生してしまったり、バッテリーの充電がうまくいかなかったり、トラブル続きです。運転手など現場からの評判は悪く、“いわく付き”扱い。『よくこんなメーカーのバスを万博で使用したな』ともっぱらです」
問題なのは、万博バスに多額の血税が注がれていたことだ。大阪メトロはバス190台を購入する際、国と府、市の補助金合計40億円超を充てている。すでに補助金を返還する方針を示しており、EVMJにも費用負担を求め、応じない場合は提訴する可能性もあるという。
なぜ国は、万博に“いわく付き”バスを採用したのか。検証されてしかるべきだ。
◇ ◇ ◇
大阪・関西万博のゴタゴタぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。


















