カルビー「白黒ポテチ」に透ける石油ショックの深刻度…ナフサ不足が大手菓子メーカーを直撃

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 白黒のパッケージ自体は「企画品や業務用として、すでに実施しているので今回が初めてではない」(同前)が、中東情勢の悪化によるナフサ不足に端を発していることから、政府は慌てて反応。佐藤啓官房副長官は12日の会見で、印刷用インクやナフサについて「日本全体として必要な量は確保されている」と強弁し、食品産業を所管する農水省がカルビーへの聞き取りを実施した。

■買いだめの動きも

 いくら政府が「足りている」と言い張って圧力まがいのヒアリングをしても、企業からすれば包装見直しは待ったなしだ。大手ハムメーカーの伊藤ハム米久ホールディングスも包装の簡素化を検討中。飲食料品メーカーを中心に構成される国民生活産業・消費者団体連合会が「(ナフサ不足で)印字が難しくなる、あるいは多色での印刷が確保しにくくなる」(広報担当)と懸念した通りの状況になっている。

 総務省が12日発表した3月の家計調査によれば、消費支出(2人以上世帯)は前年同月比2.9%減。一方、原油・ナフサ不足を意識した買いだめの動きが起きた可能性があり、ポリ袋やラップは17.4%増、トイレットペーパーは7.7%増だった。

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