スペースワン 小林康宏社長(1)3.11の後、通販サイト「ふくしま市場」をオープン
2002年に日韓開催のサッカーワールドカップがあり、それを見るのに帰ろうかなと帰国。東京に住居を構え、専門学校でウェブのホームページ制作の講師に。その後、業務委託という形でウェブデザイナー、ウェブディレクターとして働いた。
某ラジオ局の人気ラジオ番組のウェブデザインの仕事や、企業のポータルサイトの仕事などをしていたが、子どもが生まれたのを機に、自分で事業をしようと考えたという。都合よく、父親が経営する電気設備などの会社の関連会社にスペースワンという有限会社があった。
「母が一応代表になっていて、具体的な事業はあまりしていなかった。自宅の一室をそこの東京営業所として、ウェブデザインなどの業務を始めました。09年のことです」
2年ほどして2人目の子どもができ、家が手狭になったため、外に事務所を構えた11年3月、東日本大震災が起きた。
福島県出身なので何かしたいと思った小林は、自分の得意とするウェブ関係で貢献できないかと考え、福島県産品を応援する通販サイトを立ち上げようとした。それを知った、福島市に本店がある東邦銀行の知人から話があり、同行の協賛・協力のもとで、復興支援通販サイト「ふくしま市場」を10月にオープン。この頃はまだ名目上は母親が社長だった。


















