著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

決済は6割がキャッシュレスなのに…デジタル給与「普及率1.5%」と低空飛行の裏事情

公開日: 更新日:

 だが最近、個人経営の飲食店などを中心に、「現金決済に戻す動きが後を絶たない」という。

 これら飲食店を追い詰めているのは、「決済手数料」という利用者には見えないコスト(経費)だ。

「クレジットカードや各種QRコード決済の手数料は、売り上げの3~4%程度に及ぶケースも少なくない。食材費や人件費の高騰で利益が削られる中で、手数料の支払いが経営の死活問題となっている」(同)とされる。

 また、キャッシュレス決済をやめることで、浮いたコストを原資に価格を引き下げ、競争力を高めようとする動きもみられる。

 電子決済は社会を変容させようとしている。来年以降も川柳のテーマには事欠きそうにない。

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