自民党が仕掛ける都知事選“細川潰し”ネガキャンの姑息

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 どうやら怖くて仕方がないらしい。細川元首相(75)の都知事選出馬報道を受け、自民党公明党が早速、「細川潰し」に動き出している。

「殿、ご乱心」。10日の会見で、細川の立候補検討をこう言って批判したのは甘利経産相だ。昨年12月のTPP(環太平洋経済連携協定)の重要会議を欠席する理由となった「舌がん」はどこへやら。小泉元首相と“連携”して「脱原発」を選挙争点に据えるとの見方が出ていることにも触れ、「安定した低廉なエネルギー供給を確保することが政治の責任」などとペラペラまくし立てていた。菅官房長官も「(都知事選は)生活に身近な問題が争点になるのではないか。国政選挙とは違う」と強調。公明党の山口代表も外遊先で「原子力政策は国のテーマだ。反原発だけで都政に影響を与えるのはいかがか」と答えていた。

「都政と脱原発は違う」。そろってこう言いたいらしい。なるほど、もっともらしく聞こえるがちょっと待て。政策を訴え、支持を集めるのが選挙だ。何を訴えるかは候補者の勝手だし、誰かにとやかく言われる筋合いはない。しかも、細川は元首相とはいえ、まだ都知事選の出馬を明言したワケじゃない。候補者でもない単なるひとりの国民に対し、現職閣僚や与党幹部がそろって“個人口撃”する状況は滑稽だ。

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