アフリカ外遊中の安倍首相 南アに「訪問」断られていた

公開日: 更新日:

「アフリカは日本外交にとってフロンティア」――。
 先週、こう意気込んでアフリカに向かった安倍首相。今回の外遊目標は“官民挙げての経済進出拡大”で、コートジボワール、モザンビーク、エチオピアの3カ国を歴訪中だ。日本人にはなじみの薄い国だが、この3カ国を選んだ狙いは何か。

 外交官時代に中東アフリカ局アフリカ第2課長を務めた元レバノン大使の天木直人氏が言う。
「エチオピアにはアフリカ連合の本部があるため、アフリカ外交にとって大切ですが、今回の外遊のテーマが“経済進出拡大”だとすると、南アフリカ、ナイジェリア、ケニアの3カ国が入っていないのはおかしい。他のアフリカ諸国に比べて経済規模が圧倒的に大きく、日本企業もたくさん進出しています。特にマンデラ元大統領が亡くなった南アは行かなくてはならない国でした」

 昨年12月のマンデラ元大統領の追悼式には100カ国以上の国々の要人が出席した。米国はオバマ大統領だけでなく、ブッシュ前大統領、クリントン元大統領、カーター元大統領夫妻が出席。英国はキャメロン首相、フランスはオランド大統領が参列した。安倍首相は、遅ればせながら墓前に花を手向けるまたとないチャンスだったはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

  2. 2

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  3. 3

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  4. 4

    作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

  5. 5

    竹田JOC会長が仏当局の聴取に「黒塗り」報告書提出のア然

  6. 6

    公私混同で失脚の舛添前都知事 野党で国政復帰の仰天情報

  7. 7

    指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

  8. 8

    永野芽郁と本田翼が急伸 2019年"CM女王争い"に異変の兆し

  9. 9

    洪水に襲われた農地に小型冷蔵庫!その中身に全米ホッコリ

  10. 10

    安倍首相が“偽装”の施政方針演説 英訳でも錯覚工作の傲慢

もっと見る