党内分裂は演出…安倍首相「消費税10%」強行の裏シナリオ

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 来年10月を予定している消費税10%の再増税をめぐって、自民党内が騒がしくなってきた。

 22日は再増税慎重派の議連が、本田悦朗内閣官房参与を招いて会合。本田は持論の「17年4月への1年半の延期」を訴え、40人以上集まった参加者の大半が賛同した。一方、これに対抗するように再増税積極派の党税制調査会もきのう勉強会を開き、100人以上が参加。「目先の風潮に流されることは慎みたい」と野田毅会長が牽制した。

 まさに党内真っ二つ――。だが、これは官邸主導のわざとらしい演出だ。党内の侃々諤々に始まって、来月は有識者を大勢集めて意見聴取会を開く。これから12月まで「賛成」「反対」の議論百出を国民に見せ、盛り上げることが目的なのだ。

「予定通り再増税をするか、しないか、どちらに落ちてもいいように今から環境づくりをしているのでしょう。多様な意見が出て、大いに議論しているように見えるので、国民は『十分に検討してくれた』と思い込む。そういう空気をつくって、最後は安倍首相が苦渋の決断をする。世論は『ここまで議論してくれたのだから、仕方ない』となるわけです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

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