ソニーの経営は“2周遅れ” ウォークマン切り離しで鮮明に

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■保身に走る平井社長の延命策

 実質的に経営を取り仕切ってきた最高財務責任者・吉田憲一郎氏と、半導体事業の執行役・鈴木智行氏が4月1日付で副社長に昇格する。会見で、平井社長は「『小さな本社』としてガバナンス(企業統治)に取り組み、必要最低限の管理機能を持つことを目指す」と胸を張ったが、社内外から向けられる目は冷ややかだ。今回の分社化も長期政権を目指し、保身に走る平井社長の延命策ともっぱらである。

「平井社長は英語でのプレゼンテーション能力は一流ですが、決断力と先見性は一流とは言い難い。これまで小手先の対症療法ばかりでした。NECやパナソニック、東芝などが早くから構造改革に着手してきたのに対し、ソニーはグラウンド2周遅れという印象です。例えるなら、病院で寝たきりだった人が、ようやくトイレにひとりで行けるようになった程度。グラウンドに出て走るまでには相当な時間がかかりそうです」(有森隆氏)

 ソニー創業者のひとり、井深大氏は「日本発、世界初のものを創ってこそ、人より先に進むことができる」と言った。現状をどのように見ているのだろうか。

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