“自己救済”で手記出版 「酒鬼薔薇聖斗」の大人げない執筆動機

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 1969年に横浜市で起きた高校生の頭部切断事件を取材したノンフィクション作家・奥野修司氏が言う。

「遺族の承諾を得ず、『自己救済』のために書いたのは身勝手な行動と言わざるを得ません。Aは毎年、被害者の命日に遺族に手紙を出しているそうですが、本来なら月命日に毎回送るべきでしょう。そうした努力の積み重ねで遺族の理解を得たならともかく、自分が救われたいので書いたのでは遺族が納得するはずがない。事件から18年、遺族の心の傷が癒えかけたところに本を出すのは“第2の殺傷事件”ともいうべき行為です」

 99年に少年の親が「『少年A』この子を生んで……」を出版したときは印税をすべて遺族に払い、その額は7000万円ともいわれた。手記で現在「赤マル」を吸っていることを明かしたAは、紫煙をくゆらせながら、印税の使い道をどう思案しているのだろうか。

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