高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

政権が注力すべきは教育の「存立危機事態」

公開日:  更新日:

 相変わらず少年・少女がコトの中心となるニュースが多発している。愛知・日進市の高3男子は「ストレスがたまっていた」という理由で強盗殺人に及び、岩手の中2男子は2カ月前からいじめ被害を担任の教師に訴えていたのに、周囲は自殺を防げなかった。

 名古屋市の専修学校では2年男子の耳たぶに無理やり画びょうを刺したとして、同級生5人が逮捕された。福島・郡山市の中2女子が3週間も行方不明になった末、1人で出頭して保護された事件も謎めいている。

 今年2月に川崎市の河川敷で中1男子が凄惨を極める集団リンチで殺害されて以降、少年・少女を巡る事件は後を絶たない。まるで常態化している印象さえ受けるのは非常に気がかりだ。

 専門家は「学校のケアが大事」と声を揃えるが、まさしくその通り。問題はそのケアが上っ面だけで、生徒一人一人にキメ細かな教育指導が行き届いていないことだ。

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