高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

辺野古基地問題 民主党に必要なのは過去を捨てる「君子豹変」

公開日:  更新日:

 翁長雄志沖縄県知事が辺野古基地の埋め立て承認の取り消しに踏み切ったのに対して、国はその執行停止と無効を求める行政手続きに出た。

 知事には、この取り消しが国との話し合い解決のきっかけにならないかという淡い期待もあったようだが、国は一切聞く耳持たずという強硬姿勢を示したので、もはや全面対決しかなくなった。

 先週末に2泊3日で那覇を訪れて、辺野古基地阻止闘争の中心幹部や翁長県政を支える与党県議の主だった方々と懇談したが、皆さん一様に、行政裁判の行方にはまったく幻想を持っておらず、審議を通じて国の理不尽さを全国民に知ってもらう宣伝の場くらいにしかならないだろうと思っている。それは当然で、日本には三権分立も司法の独立もなく、裁判所は大事な問題では常に政府の言いなりであることを彼らが一番よく知っている。

 それよりも、辺野古基地のゲート前の座り込みや大浦湾の海上デモを一段と強化して、工事強行を実力で阻止する闘争を進めると同時に、本土や国際社会の世論に訴えて日本政府を追い詰めていこうとしている。

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