内部資料で浮き彫り “高度な通訳”に計1725万円のムダ遣い

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 移動はファーストクラス、宿泊はスイートルーム。任期2年4カ月で計9回、7カ国を訪問、経費は総額約2億4700万円――舛添要一前都知事の海外出張は都民の血税を浪費した“豪華大名旅行”と批判されたが、十分な検証を待たずに舛添氏本人は辞任。その後はウヤムヤだ。そこで日刊ゲンダイは情報公開請求により、都の海外出張に関する内部資料を入手。A4用紙3537枚に上る資料を精査すると、デタラメ実態が出るわ、出るわ。第1弾は通訳費のムダ遣いを浮き彫りにする。

 東京都は9回の海外出張のうち、実に7回の通訳「雇上げ」をサイマル・インターナショナル社(東京・築地)に委託した。いずれも競争入札を経ず“特命契約”による発注。通訳の総経費の約88%、約1725万円が同社に流れていた。

 いずれの内部資料にも特命理由書が添付されている。担当者による“コピペ”のようで〈高度な技術が不可欠。サイマル社は国際会議、都知事の通訳業務も豊富な実績があり、良好な成績で履行している〉と判で押したように同じ理由が繰り返されている。

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