高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

肝心部分は必ず伏せてハナから国民の理解を求めない政権

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「最後の警告です。道を開けなさい」――。装甲車の大型スピーカーが英語でそう呼びかけ、盾を構えた隊員7人と小銃を持った5人がジリジリと前に進む。すると、暴徒化した群衆に扮する約30人の私服隊員たちは、すんなりと後ずさりしていった。

 安全保障関連法の成立によって可能になった「駆けつけ警護」の訓練が24日、報道陣に初めて公開された。ニュース映像を見る限りは「まさか」の光景だった。

 訓練のシナリオは、滞在先の建物の近くに暴徒化した群衆が集まり、身動きが取れない国連スタッフを救出するというもの。派遣先の南スーダンの紛争は激しさを増すばかりで、死傷者も相次いでいる。カオスのような臨戦態勢下の暴徒集団が、自衛隊のシナリオ通り呼びかけに従って、いとも簡単に現場を引き下がるとは到底思えない。

 駆けつけ警護では、警告に応じない相手にこれまで禁じられてきた武器使用が認められている。派遣部隊の隊員たちは武器を使った訓練を重ねているようだ。ところが、防衛省は「手の内を明かすことになる」との理由で、解禁された武器を伴った訓練を報道陣に公開することは拒んだ。

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