人種間の憎悪爆発 トランプで米が“リベンジ社会”と化す日

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“トランプ現象”による怒りのマグマが爆発したということか──。

 今月3日、米シカゴで白人を虐待した黒人の男女4人が逮捕された。知的障害がある18歳の男性を縛り上げて監禁。頭部を蹴り、ナイフで額を傷つけるといった暴行を加え、その様子をフェイスブックに公開したのだ。

 問題は犯人が「この男はトランプの代わりだ」「白人の連中」といった言葉を繰り返したこと。排他的な言動を繰り返すトランプ氏を攻撃する発言のため、検察は「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」として訴追した。

 今回は黒人側が攻撃したわけだが、今後は白人による報復も考えられる。

「この事件は米国がリベンジ社会に向かうサインと言えます」と分析するのは国際ジャーナリストの堀田佳男氏だ。

「メキシコなどに対して過激な言動を繰り返したトランプ氏も、黒人に関しては彼らの集会に参加したりして“黒人と白人は融合すべき”と穏やかな姿勢を示してきた。しかし黒人側はトランプ氏が白人優位主義のにおいをプンプンさせていると感じ取り、内心穏やかではない。黒人の99%がヒラリー支持だったのに、期待を裏切られた不満も大きい。今回の事件はそうした怒りが爆発したのでしょう。当然ながら白人側は黙っていない。地方では白人による黒人への暴力を見逃している町もあり、今後はやり方がエスカレートし、事件数が増えることが考えられます。その先に待っているのは報復合戦。つまりリベンジ社会です」

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