森友文書4回目開示 加藤財務相「政府が代わっても開示は続く」と明言
「これは政府としてご遺族にお約束をしたことでございますから」
加藤勝信財務大臣が会見で言い切った。普段は用意された文書に目を落としながら答えることが多いが、この時はまっすぐ前を見据え力強く語った。
8日財務省は4回目となる森友関連文書の開示を実施。それを受けての会見だ。もともと財務省は開示を拒んでいたが、石破首相の決断で開示の流れができた。その石破首相が退陣を表明し、首相が代わる。新政権になってもこの開示は続くのか? 会見で質問すると加藤大臣は、
「私としてはしっかりと引き継いでいきたいと思っています」
「ということは、新政権のもとでも開示は続くと考えてよろしいですか?」
「それが基本だと思います。政府が代わっても、基本的にそうした姿勢で対応することになるだろうと確信しています」
政権が代わっても開示は続く。財務大臣が会見で表明した意義は大きい。
事件で夫を亡くし、情報開示を求めてきた赤木雅子さんは今回、加藤大臣宛てに直筆の手紙を役所に託した。届いたか尋ねると、