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“ドン隠し”に失敗 自民擁立候補が千代田区長選で秒殺危機

 29日告示される千代田区長選。小池都知事と都議会自民党のドン・内田茂都議の「代理戦争」として注目が集まっているが、ゴングが鳴る前に勝負の趨勢はほぼ決した。このままいくと、ドン・内田が擁立した与謝野信氏(41)が、小池知事が支援する現職の石川雅己区長(75)に大差で敗れそうだという。

「昨年末の情勢調査で、石川区長2万票に対し、自民党候補5000票という結果が出た。“これはまずい”と自民党が担ぎ出したのが、与謝野馨元財務相の甥で外資系金融機関に勤める信氏です。若さと“与謝野ブランド”を前面に出しつつ、世代交代を訴えて無党派層を取り込む選挙戦略を描いていました。ところが、直近の調査で石川区長にトリプルスコアの差をつけられていることが分かった。無党派層の大半が小池知事側に流れています」(自民党関係者)

 15日に行われた与謝野氏の決起大会には、菅官房長官や川口順子元外相も出席。現職の官房長官が区長選の応援に駆けつける異例の支援態勢を組んだにもかかわらず苦戦しているのは、与謝野氏の経験不足と準備不足だけが原因ではない。“ドン隠し”がうまくいかないことに手を焼いているようだ。

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