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ずれる論点 豊洲百条委は“吊るし上げ”が成果のドッチラケ

 築地市場の移転問題を調べる東京都議会の百条委員会は4日、元都幹部3人が証人喚問された。

 前回までの喚問で、東京ガスの瑕疵担保条項を認める伏線になったとされる「確認書」に浜渦武生元副知事の関与があったのかどうかが焦点になっていたが、都側が新たな資料を開示。平成15(2003)年5月に豊洲の土壌汚染対策について関係部局の部長クラスが浜渦氏に報告したとするメールだ。

 浜渦氏は喚問で、「私が豊洲移転に関わったのは平成13年7月の基本合意まで」と証言。それと食い違うため、小池知事与党の公明や都民ファースト、東京改革(民進党)に、そして共産も「浜渦氏は偽証の疑いが極めて濃厚だ」と息巻いている。

■巨額の汚染対策費の原因は調査せず

 だが、ちょっと待って欲しい。そもそも百条委が設置されたのは、「なぜ土壌汚染の土地を購入したのか」「なぜ当初586億円だった汚染対策費が860億円に膨らんだのか」だったが、ここまでの百条委を見る限り、土地購入の経緯こそ検証されたものの、巨額の汚染対策費については手つかずのまま。偽証とする浜渦証言も核心に触れるウソではなく、真相究明にはほど遠い。

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