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稲田大臣“違法発言”を慌てて撤回 「自衛隊としてお願い」

 即刻、辞任すべきだ。またトンデモ発言が飛び出した。稲田朋美防衛相(58)が27日、東京・板橋区で行った都議選の自民党候補者の応援演説で「防衛省・自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と訴えた。

 自衛隊法61条は、選挙権行使以外の自衛隊の政治的行為を制限している。稲田大臣の発言は、防衛省・自衛隊が組織を挙げて特定の候補者を応援していると受け止められかねず、自衛隊法に抵触する可能性もある。

 野党は早速、「行政の完全な私物化だ」(小川敏夫・民進党参院議員)、「自衛隊を政治的に利用、選挙で私物化するもので看過できない。即刻辞任すべきだ」(蓮舫・民進党代表)と徹底批判を展開。現職の自衛隊員からも落胆と怒りの声が上がっている。

 そんな状況に慌てた稲田大臣は昨夜に引き続き、28日の朝も「誤解を招きかねない発言だ。撤回したい」と神妙な面持ちで表明したが、最後まで謝罪はせず。大臣辞任も否定した。蓮舫代表はけさ、改めて「自ら引くか、安倍首相が任命責任を痛感して罷免するか、これしか選択肢はない」と指摘。

 さすがに、自民党内からも「あの発言はアウトだ」と批判が噴出している。

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