北への制裁強化手遅れか 元米海兵隊大佐「問題はその後」

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 ようやく米国は、北朝鮮の資金獲得の手段潰しに本腰を入れ始めたが、北朝鮮のICBM保有が明らかになったいま、米国の制裁強化はもはや手遅れではないか。元米海兵隊大佐で日米安全保障の専門家であるグラント・ニューシャム氏がこう指摘する。

「今の米朝関係は過去25年間で一番深刻な状況だ。北朝鮮に対して武力行使をするか否かという難問を米国は今まで先延ばしできたが、もうそんな時間的余裕はない。しかし、米国はさらに強固な制裁を北朝鮮に科すことができると思っている。私自身、それを期待している。ただ、問題は“その後”だ。もし対北制裁の効果が上がらなければ、オバマ政権時のイランのように、北朝鮮の核保有を認めるか、もしくは、軍事衝突が不可避となる。私は、個人的に、トランプ大統領が米国民を守るという責務に駆られて“ある時点”で武力行使に訴えるのではないか、と思っている。そして、忘れてならないのは、金正恩が東京にミサイルを撃ち込む可能性があるということだ。韓国もそれに対して声高に反対することはないだろう」

 次の北朝鮮の行動次第では、制裁うんぬんもなくなるかもしれない……。

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