米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた
女優・米倉涼子(50)に関して、週刊文春が「麻薬取締法違反容疑で本格捜査」と報じたことで業界は大騒動だ。
文春によれば、2時間半のガサ入れで複数の薬物・器具が押収されたとなっている。今後、米倉が逮捕されるのか、このところキャンセルが多かった仕事がどうなるのかと騒がしくなっているのだ。
確かに米倉は9月に入って予定されていたイベント出演などを次々に辞退しており、〈何が起こっているのか〉とささやかれていた。そこへ、家宅捜索の報道だから騒ぎになって当然だが、そこはちょっと落ち着いて考えた方がいい。
家宅捜索が行われたのは8月20日で、すでに2カ月近くが経過している。薬物・器具が複数押収されたとされているが、薬物も特定されていないし、器具が何かもわかっていない。そもそもマトリ(厚労省関東信越厚生局麻薬取締部)が何も発表していない。
もしも自宅に薬物があって使用するための器具があったとなれば、すみやかに逮捕となるのが普通だ。所持品に付着した“ブツ”の鑑定に2カ月近く時間がかかるわけもなく、また“ブツ”が特定されても証拠能力に満たない量であれば公判維持は難しくなる。器具といっても、それが注射器なのか、温めて気化して使うためのものなのか、あるいは大麻用の水パイプのようなものなのか、いずれにしても証拠というには難しい。