旬の魚を水産学部で蓄えた知識を元に一番おいしい食べ方で提供!佐島漁港に通い、何とコバンザメまで

公開日: 更新日:

さかな酒場ぴ(神奈川・桜木町)

 大学の水産学部を卒業すると、食品メーカーや水産会社、官公庁などが主な就職先だ。中には、巡り巡って脱サラし、魚をメインに据えた飲食店を開く人もいる。人生いろいろとはいえ、腹を決めた主人の店なら、魚がうまいに決まっているだろう。

  ◇  ◇  ◇

 JR桜木町駅周辺で一杯飲む人は、多くが野毛や動物園方面に向かう。その人気エリアに背を向けて国道16号を横浜方面に歩くと、紅葉坂近くにもうまい魚を振る舞う店がある。植原望さん・いづみさん夫妻が昨年10月に開いたこの店だ。

 ご主人の望さんは都内の大学水産学部で魚を学ぶと、事務系の会社に就職。7、8年のサラリーマン経験を経て、飲食店でアルバイトした後、この世界に飛び込んだという。

「社会人になったときは、まさか将来、飲食店をやるとは思ってもいませんでした。でも、食べ歩きが好きだったこともあり、30歳を過ぎた頃、飲食店をやってみたいなと思い始めたんです」

 飲食店での本格的な修業経験は一度もないそうだが、水産学部を目指すほどの魚好き。「昔から釣りが趣味で釣った魚をさばいたりしていた」という学生時代からの経験が生きた。毎日、佐島漁港に通い、仕入れる魚を間違いなく目利きできるのも、これまでの知識があればこそ。集めた魚をそのときにそして一番おいしい食べ方で提供するのが、店を始めてからのモットーだ。

「季節ごとにおいしい旬の魚があるんです。ありふれた魚も旬になれば、脂が乗ってよりおいしくなります。今ならアジとかイナダといった青物がオススメ(取材は8月末)。旬の魚を生かして、いかに調理するかがポイントです」

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深