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“森友小”工事費を1.5倍増で偽装 寄付金2億円に虚偽証言も

 森友学園の小学校建設をめぐる補助金詐欺事件の手口が明るみになってきた。国交省に提出された建築費約23億円の契約書は、当初の契約金額の各費目をほぼ一律1.5倍に増額して作られた疑いが浮上している。

 詐欺容疑で逮捕された前理事長の籠池泰典容疑者(64)と妻諄子容疑者(60)は金額の異なる3通りの契約書を作成(いずれも2015年12月3日付)。当初は約15億円で契約したが、16年1~2月に国交省の補助金申請のため約23億円とした契約書を作り、補助金5644万円をだまし取った疑いを持たれている。

 作成には校舎の設計、建設会社も関与。校舎や体育館の工事費などの費目の大半の金額を一律1.5倍させた書類を設計会社が作り、それを受け取った建設会社が自社書式で入力し直したようだ。

 一方、小学校の設置認可申請に絡み、大阪府に虚偽の寄付収入見込みを提出した疑惑も持ち上がった。14年の認可申請の際は建設に充てる基本金の積み立てが全くない状態。財務に問題を抱えていて寄付収入で賄うと説明していたが、関係者によると、提出書類を捏造した疑いがあるという。

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