小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト。

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

シェアハウスの不正融資で揺れる 「スルガ銀行」の行く末

公開日:  更新日:

 シェアハウスのオーナー向け融資で不正が発覚したスルガ銀行の行く末が、金融界で話題になっている。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズの破産で露呈したスルガ銀行の不正融資は、オーナーが自殺したり、自己破産に追い込まれたりするなど、底なしの様相を呈している。

 6月28日に同行本店のある沼津市で開かれた株主総会は3時間20分に及び、被害を受けたオーナーなど約400人の株主が出席、怒号が飛び交う中、退場者が出るなど大荒れとなった。

 事態を重く見た金融庁は急きょ4月から立ち入り検査に入っているが、収束する気配はない。

「大幅な幹部人事が予定されている金融庁が、6月末の事務年度をまたいで検査を継続するのは異例」(地銀幹部)

 検査の結果いかんでは、業務停止を含む厳しい処分が下される可能性がある。そのXデーはいつか、金融庁関係者によると、「弁護士などから成る第三者委員会が調査に入っており、8月中には結果がまとまる見通しとなっている。それを受けて金融庁の行政処分も出されるのではないか」とみられている。

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