ウィラーエクスプレス 平山幸司社長<2>土台となった5年間

公開日:

 1994年、近畿日本ツーリストに入社、国内旅行の商品企画を担当する部署に配属される。

 最初の5年間は、同社がプロデュースする国内ツアー「メイト」のパンフレット制作を担当した。1人の社員がパンフレット1冊を担当するのだが、それは紙面作りの仕事だけではない。

「ツアーのコンセプトづくり、原価計算、宿との仕入れ交渉といった商品企画から始まり、紙面構成や原稿作りなどの編集も含めて、デザイン制作会社に落とし込むまでの行程をすべて行っていました」

 入社して半年経った頃、初めてパンフレットを任されたときのことだった。チェックの甘さから、ある旅館のコメント欄に別の旅館名が表示されたパンフレットが刷り上がってしまう。刷り直しにかかった金額は数百万円にも及んだ。

 平山の失態のせいで、上司である課長が部長の前に立たされ、叱責されていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    誤球の松山に「お粗末の極み」と厳し声 手抜きの指摘も

  3. 3

    特番「細かすぎて伝わらない」木梨憲武&関根勤不在のワケ

  4. 4

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  5. 5

    北方領土2島先行返還を阻む日米安保「基地権密約」の壁

  6. 6

    玉城知事の訴え効果あり 辺野古阻止は軟弱地盤が足がかり

  7. 7

    M&Aはコミットせず…赤字転落「RIZAP」子会社切り売り必至

  8. 8

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  9. 9

    移民利権で私服を肥やす 天下り法人「JITCO」の“商売方法”

  10. 10

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

もっと見る