有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

小野薬品工業<上>本庶氏のノーベル賞で株価が2年ぶり高値

公開日:

 2018年のノーベル医学生理学賞は京都大学の本庶佑特別教授に授与されることが決まった。授賞理由は「人体を守る免疫の仕組みを利用しての新たながん治療の道を開いた」こと。

 受賞が決まって一夜明けた10月2日の東京株式市場。小野薬品工業の株価は一時、前日比7%高の3430円と2年2カ月ぶりの高値をつけた。本庶氏の研究成果を生かしたがん治療薬オプジーボのさらなる拡大を期待しての買いが入った。

 小野薬品と本庶氏の“オプジーボ開発秘話”を各メディアは一斉に報じた。

 小野薬品は1717(享保2)年創業の関西を地盤とする中堅の製薬会社である。かつては血流改善薬オパルモンやアレルギー性疾患治療薬オノンなどで高い収益を挙げてきたが、特許切れや後発薬の攻勢で陰りが出てきていた。

 14年、新型がん治療薬オプジーボを発売。がん細胞を直接攻撃する抗がん剤とは違い、体内の免疫細胞ががん細胞を攻撃し続けられるようにする画期的な薬として脚光を浴びた。

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