「Tカード」個人情報など警察に無断提供 商品購入履歴まで

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 ポイントカード最大手のひとつ「Tカード」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが、裁判所の令状なしに会員の氏名や住所、年齢、電話番号といった個人情報のほか、商品購入履歴やレンタルビデオのタイトルなどを警察に提供していることが明らかになった。

 Tカードの会員数は約6700万人。提携先はコンビニ、レンタル店、飲食店など多業種に広がる。警察は内部手続きの「捜査関係事項照会」を使い、私生活に関する膨大な情報を裁判所など外部のチェックを経ずに入手していた。

 Tカード情報から捜査対象者がほぼ毎日、同じ時間帯に特定のコンビニに来店していると判明し、捜査員が待ち伏せして身柄を拘束した事例もあったという。

 警察は「Tカードから得た情報を本人に告げてはならず、察知されるような言動も慎む」といった内部通達を出し、ひた隠しにしていた。

「T会員規約」には警察への情報提供は明記されておらず、プライバシー保護の観点から大問題だ。

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