立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。

なぜ日本の検察にはロバート・モラーがいないのか?

公開日: 更新日:

「(トランプ)大統領は、司法妨害はなかったと繰り返し主張しているが、それは(捜査)報告書が伝えていることですか?」

「違います」

 7月24日、アメリカ下院で開かれた公聴会。質問にそう答えたのはロバート・モラー氏。今年5月までの22カ月にわたってロシア疑惑とトランプ大統領の司法妨害を調べてきた元特別検察官だ。

 モラー氏の証言の後、トランプ大統領は、「(ロシアとの)共謀はなし、司法妨害もなし、民主党による魔女狩りだ」とツイート。そのツイートをどう見るかは議論が分かれるだろう。しかし、勝ち誇った安堵感からのつぶやきと見るのは難しいだろう。

 モラー氏と下院議員とのやりとりからは、実際には司法妨害はあったと思わせる内容が出ている。後に辞任したホワイトハウスの法務官にモラー氏を解任するように言ったり、周囲に嘘の証言を行うよう求めていた疑いも浮上。また、大統領自身が十分に捜査に協力しなかった実態も明らかにされた。

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