米イラン首脳会談“無条件実施”ポンぺオ国務長官が意欲示す
今月下旬に国連総会が開かれるニューヨークで、米イラン首脳会談、米朝実務協議が実施される可能性が浮上している。
ポンペオ米国務長官は10日(現地時間)、ホワイトハウスでの記者会見で、トランプ大統領とロウハニ大統領による首脳会談について「無条件で会談する用意ができている」とし、会談実現に意欲を示した。同席したムニューシン財務長官は「大統領は喜んで会談に応じるが、最大の圧力をかける政策は維持する」とした。
一方、北朝鮮の崔善姫第1外務次官は9日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表。「9月下旬ごろ、米国側と向き合い、これまで我々が論議してきた問題を包括的に討議する用意がある」と表明。場所と日時は未定だが、ニューヨークが実務協議の候補地とみられている。