NHK会長が郵政に“謝罪” クロ現プラスかんぽ報道の抗議受け

公開日: 更新日:

 かんぽ生命保険の不正販売問題を追及したNHK番組を巡り、日本郵政グループが繰り返し苦情を申し立て、NHKの上田良一会長が郵政側に謝罪していたという。26日の毎日新聞が報じた。

 事の起こりは、昨年4月24日に放送された「クローズアップ現代+」の「郵便局が保険を“押し売り”!? ~郵便局員たちの告白」。郵政側は同年7月11日、番組側が続編制作のためにツイッターに投稿した情報提供を呼びかける動画を問題視、上田会長に削除を申し入れた。

 番組幹部が郵政側に「番組制作と経営は分離し、会長は番組制作に関与しない」と説明したところ、郵政側はこれを逆手に取り「NHKはガバナンスが全くきいていない」と主張、10月5日にNHK経営委員会に、「ガバナンス体制の検証」などを求める文書を送った。

 これを受け、NHK経営委員会は上田会長に異例の厳重注意。さらに会長が「番組幹部の説明を遺憾」とする事実上の謝罪文を郵政側に届けた。

 NHK関係者からは「経営委の厳重注意は個別番組への介入を禁じる放送法に抵触しかねない対応だ」と批判が上がっている。また、その後の事件の展開を受け、郵政内部からも「番組放送時点で経営陣が本気で問題に対応していれば、ここまで深刻な状況にはならなかった」などの声が出ているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「好きな女子アナ」調査 ベストテンからフジが消えたワケ

  2. 2

    寝耳に水の「1位奥川」報道…G原監督“独善”でスカウト諦観

  3. 3

    12球団OKと明言した大船渡・佐々木朗希の「意中の球団」

  4. 4

    ドラフト一番人気 星稜・奥川を狙う阪神の“嫌われ方”

  5. 5

    坂本の腰痛不安で続く遊撃探し 巨人“外れドラ1”候補の名前

  6. 6

    大一番でスタメンの福岡堅樹にスコットランドは面食らった

  7. 7

    三流国家のワル経営者に蝕まれる日本企業に世界が冷笑

  8. 8

    嘘まみれの日米貿易協定 ボロボロ出てくる隠蔽と虚偽説明

  9. 9

    丸の活躍で味をしめ…原巨人の次なる標的は中日159km左腕

  10. 10

    石田ゆり子&渡辺美奈代 50歳で評価「天と地の差」のナゼ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る