今度は地元県議に現金配布 河井夫婦につきまとう黒い醜聞

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 政治とカネの問題に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。

「『参院選ではよろしく』などの具体的な便宜を求めなくても、選挙区内の有権者に対する寄付行為に該当します。公選法179条2項は〈財産上の利益の供与や交付、またはその約束〉を寄付行為としており、返金されたとしても、現金を渡した時点でアウトです。222条3項では公職候補者、陣営責任者、出納責任者が多数の有権者らへの寄付行為に対し、6年以下の懲役、または禁錮に処すると定めています」

 参院選では案里陣営がウグイス嬢に法定上限の2倍にあたる日当を支払っていた疑惑もくすぶる。違反は3年以下の懲役または50万円以下の罰金だ。いずれも違反によって当選無効、公民権停止となる。河井夫婦をめぐる醜聞は金権選挙にとどまらない。

「県議を4期務めた案里氏は同僚議員らとかなり懇意で、参院当選後、密会現場を撮られたとのウワサが飛び交っています。議員の間では“相手は誰だ?”“ひょっとしてオレか?”と上を下への大騒ぎだったという話もある。克行にも女性記者に対するセクハラ疑惑が持ち上がっている」(永田町関係者)

 河井氏は「私も妻もあずかり知らない」とスッとぼけ、案里氏は「説明責任を果たしてまいりたい」とコメントを出して以来、雲隠れ。有権者をどこまでナメているのか。

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