カジノ「凍結」64%、河井夫妻「説明必要」80%=朝日調査
今国会の焦点の「桜」「カジノ」「河井」について、世論の大半が安倍首相に対して厳しい見方をしていることが、朝日新聞の世論調査(25、26日実施)で分かった。
「桜を見る会」をめぐる一連の問題への安倍政権の対応については「納得できない」が73%に上り、「納得できる」は14%にとどまった。
収賄容疑で衆院議員の秋元司容疑者が逮捕されたカジノを含む統合型リゾート(IR)について、国内につくることに「賛成」27%、「反対」63%。整備手続きを「凍結する方がよい」が64%、「このまま進める方がよい」は20%となり、反発が強まっている。
公選法違反容疑で広島地検が捜査をしている河井案里参院議員と夫の河井克行前法相をめぐっては、国会説明の「必要がある」が80%に達し、「その必要はない」は13%だった。
内閣支持率は38%(前回12月調査38%)で、不支持率は41%(同42%)となり、2カ月連続で不支持が支持を上回った。
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