感染者6000人のSARS超え 武漢市長が国営TVで中央政府批判

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 中国・武漢市から来日したツアー客を乗せた奈良県在住の日本人バス運転手が新型肺炎に感染したことが、28日確認された。

 国内での感染は初めてで、ヒトからヒトへ2次感染した可能性が高い。台湾の衛生福利部も同日夜、台湾内で初めての2次感染とみられる感染者を確認したと発表するなど、新型コロナウイルス肺炎が世界中で猛威を振るっている。

 新型肺炎発生地の武漢市がある中国湖北省政府は29日午前、新たに死者25人、感染者840人を確認したと発表。これで中国国内の死者は計132人、感染者は5974人となった。中国国内の感染者数は2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)を上回った。

 中国本土以外の新型肺炎の患者は、これまでに17の国と地域で83人が確認されており、最も多いのはタイの14人。次いで香港と台湾で各8人。日本、マカオ、シンガポールで各7人など。

 こうした中、武漢市の周先旺市長が27日、国営中央テレビのインタビューに応じ、新型肺炎の情報提供が遅れたことを認めた上で、「地方政府は(中央政府から)権限が与えられなければ何も発表することはできない」と発言。“勇気”ある中央政府批判が波紋を呼んでいる。

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