青年将校その他民間右翼によるクーデター計画「10月事件」
3月事件の挫折から6カ月後の9月に満州事変が起こった。この事件は、関東軍参謀の石原莞爾を中心に練られた謀略事件であった。張学良軍が駐屯している柳条湖付近で線路の爆発を行い、これをきっかけに満鉄沿いの主要都市を占領するという、極めて荒っぽい作戦であった。こうした軍事行動に張学良は…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り912文字/全文1,052文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】