著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

敗者から優秀な人材を確保した薩長政府の巧妙な人心掌握術

公開日: 更新日:
山川健次郎(C)共同通信社

 アメリカからお雇い外国人を招聘する一方で、開拓使は独自にアメリカに留学生を送った。明治新政府は元年から7年ごろまでの間に、155人の留学生を海外に送り出したが、そのうち33人は開拓使が派遣している。黒田清隆は積極的に青年層をアメリカの空気に触れさせて刺激を与え、新しい知識と技術… 

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