仰天! 麻生副総裁が“ポスト岸田”に色気…側近・薗浦氏議員辞職で落胆しつつも元気ハツラツ
■「政治とカネ」で議員辞職
自民党の薗浦健太郎衆院議員(50・千葉5区)が21日、議員辞職し、自民党も離党した。自身が関係する政治団体がパーティー収入を4000万円も過少記載した政治資金規正法違反の罪で、東京地検特捜部に近く略式起訴される見通しとなったからだ。刑事処分を受ける前の辞職は、情状酌量による公民権停止期間の短縮を狙ったもの。早期の国政復帰への道筋をしっかり残して辞めるわけだ。
こうした判断には、所属派閥のボスである麻生太郎副総裁(82)の“助言”があったらしい。
薗浦氏は読売新聞の政治部記者を経て政界入りしたが、初当選前の1年5カ月、麻生氏が総務相時代に政策秘書をしていたこともあり、現在、麻生氏の側近のひとりだ。
麻生派では、麻生氏の“最側近”である松本純元国家公安委員長が昨年、新型コロナの緊急事態宣言下での「銀座クラブ活動」が発覚し離党、衆院選落選。さらに薗浦氏も辞職となり、「麻生さんの落胆は相当のもの」(麻生周辺)というが、一方で党内には、薗浦氏の辞職がシナリオ通り進み、麻生氏がほくそ笑んでいるとの見方もある。