河野太郎デジタル相が「ポスト岸田」完全脱落…発信力&突破力とも不発で存在感ゼロに

公開日: 更新日:

「小石河」から「小石上」に

 国民の不安を無視して、河野氏がゴリ押ししたマイナンバーカード健康保険証の一体化も、国民に不評でミソをつけた。

「マイナ保険証」の利用率は、昨年4月の6.3%をピークに下がり続け、昨年12月は4.29%まで落ち込んでいる。朝日新聞(4日付)によると、国家公務員に限っても昨年11月分の利用率は4.36%と低迷。最も低い防衛省は2.50%で、マイナ保険証を所管する厚労省でも4.88%に過ぎない。

 能登半島地震の際に河野が「避難する際はマイナカードも一緒に」と訴えたことも、SNSを中心に<被災地の実情を分かっていない><停電していたら使えない>と批判の嵐だった。

 売りだったはずの「発信力」も「突破力」も不発で、いよいよメッキが剥げたか。“ポスト岸田”は「小石河」から「小石上」にシフトしつつある。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    吉村維新が都議選惨敗で内ゲバ激化…党内から高まる「脱・橋下徹か、代表引責辞任か」の声

  2. 2

    自民党の深刻な支持者離れ…都議選は有利なはずの「低投票率」「1人区」でも惨敗で参院選に影

  3. 3

    自民がすがった“進次郎効果”は幻想だった…東京都議選「応援」選挙区は3勝7敗と負け越しの衝撃

  4. 4

    ブレ始めた石破首相「1人2万円給付」の“後出し”算出根拠を検証する…参院選で公約も不発は確実

  5. 5

    西田昌司発言を容認、天皇を元首に、日本も核武装を…これが都議選で躍進した参政党の主張だ

  1. 6

    国民民主党「新代表」にまた一歩近づいた伊藤孝恵参院議員の死角

  2. 7

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  3. 8

    国民民主党「旧文通費」非公表の姑息…前年分使途「5月公開」からシレッと方針変更した理由

  4. 9

    6月に入り露出アップ…岸田前首相が隠しきれない「再登板」意欲に自民内の本音は“ふざけんな!”

  5. 10

    「再生の道」都議選議席ゼロで存亡危機も…石丸伸二氏は“構文”大展開、減らず口で勝利宣言のナゾ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”