プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心

公開日: 更新日:

「ゼレンスキーの辞任示唆」米議長と高官、ウクライナ領土で譲歩必要と主張

 米国がゼレンスキー辞任とロシアへの領土割譲に向けて露骨に圧力をかけ始めた。ジョンソン下院議長(共和)は2日、NBCテレビに出演し、米ウクライナ首脳会談決裂を巡り、「ゼレンスキー氏が感謝の気持ちを持って交渉の席に戻るか、さもなければ他の人物が国を導かなければならない」と発言。決裂の責任はゼレンスキー大統領にあると強調し、辞任の必要性を示唆した。

 ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)も同日、CNNテレビで「私たちと対話し、最終的にロシアとも交渉して戦争を終結させられる指導者が必要だ」と主張。会談について「ゼレンスキー氏は信じられないほど無礼だった」と振り返り、同氏と協議を進めていくのは現状では困難だとの認識を示した。

 さらにロシアとウクライナの停戦の条件を巡り、「この戦争を終わらせる必要があり、領土に関する妥協をすることになるだろう」と語り、ウクライナに領土割譲を迫る姿勢を鮮明にした。

 また米紙ワシントン・ポスト(1日付電子版)は、トランプ政権高官の話として、首脳会談決裂を受け、政権がウクライナへの武器などの輸送打ち切りを検討していると報じた。大統領権限で米軍の備蓄から出荷する数十億ドル規模のレーダーや車両、弾薬、ミサイルが含まれているという。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ大統領が500万ドル(約7億5000万円)で発売を画策する新たな米国居住許可証「ゴールドカード」の“売り”などについて、●関連記事『【もっと読む】確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値』で詳報している。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市早苗氏“性豪伝説”の原点…幻の自伝に綴った「飲みィのやりィのやりまくり」の赤裸々性体験

  2. 2

    高市首相「中傷動画」への“追及地獄”継続確定! 与党の自民維新が大混乱で「会期延長」不可避

  3. 3

    維新が血道上げる「外来特例廃止」で重篤高齢者が見殺しに…医療費「原則3割」は入り口に過ぎず

  4. 4

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  5. 5

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  1. 6

    高市首相「小渕優子の乱」に真っ青! インナー辞任で4月消費税減税に暗雲…安易な“争点潰し”の大きすぎる代償

  2. 7

    シリーズ「憲法と日本人」(38)歪んだナショナリズムの系譜──占領憲法論の堂々巡りを排す

  3. 8

    高市早苗氏が起こした“国会破壊”未遂…議運委員長なのに自分勝手なルール変更を画策

  4. 9

    面従腹背ばかりの自民が狙うは高市首相の“自滅”か…野党ガン無視の審議強行で「国会破壊」真の思惑

  5. 10

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  4. 4

    289億円負債で経営破綻した絆ホールディングスと政界の“不可解なキズナ”を福祉関係者が注視

  5. 5

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  1. 6

    高市首相「中傷動画」への“追及地獄”継続確定! 与党の自民維新が大混乱で「会期延長」不可避

  2. 7

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  3. 8

    森保監督の「1年続投案」は消去法か…日本サッカー協会31億円赤字でクビが回らぬ懐事情

  4. 9

    本木雅弘の長男UTAがNetflixで俳優デビューも…“ガス人間”役への大抜擢は「また2世」か「実力」か

  5. 10

    田中みな実の結婚&妊娠で小芝風花、河合優実、長澤まさみの動向に芸能記者が熱視線のワケ