国民民主党にくすぶる千葉県連のパワハラ問題 玉木雄一郎代表が“放置”し続けたウラ事情

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調査対象が支持母体の組織内議員

「玉木代表も知っていたはずです」と言うのは、国民民主関係者だ。

「県連会長の竹詰さんから早い段階で党本部に報告があったと考えるのが自然です。少なくとも、昨夏時点で玉木代表は工藤さんと面会。パワハラについて直接やりとりしています。玉木代表自身が今月6日の会見で『話があったのは事実』と認めている。つまり、昨夏時点で事態を把握していたのに、玉木代表は今に至るまで調査をせず“放置”してきたわけ。なぜ消極的なのかというと、調査対象の天野県議が支持母体の電力総連の組織内議員で、県連の重鎮でもあるからでしょう。パワハラを疑われている岡野議員も電力総連の組織内候補です。電力総連に気を使って調査に及び腰なのでしょう」

 竹詰氏、玉木氏双方に事実関係を問い合わせたが、共に既に合同委による調査が始まっていることを理由に回答しなかった。

 ウヤムヤ決着は許されない。

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