高市早苗氏は大焦り? コバホークこと小林鷹之氏が総裁選出馬に出馬意向で自民保守陣営は“分裂”不可避

公開日: 更新日:

「ボクは保守中道だ」と主張

 こうした事態を予測し、前回総裁選で小林氏を支援したある自民党関係者は、高市氏との一本化を要請した。「今回は1回休むべきじゃないか」と小林氏に不出馬を勧めたが、本人は拒否。「ボクは保守中道で、高市さんのような極端な保守派ではない」と訴え、あくまで出馬に前向きな姿勢を示したという。そしてついに10日夜には、各紙が出馬の意向を固めた、などと報じられた。

「小林さんは前回の総裁選初出馬で知名度がグッと上がったのに、今回見送れば、また埋没してしまうかもしれない。本人は、勝てなくとも出続けることで顔と名前を売るべきと考えているはずです」(官邸事情通)

 現状のままだと、保守票の分裂が必至なことは、高市本人も分かっているようだ。閣僚経験者とは思えないほど地道な「票固め」に邁進し、「参院選後に安倍元首相の地元・山口に入り、参加者わずか100人程度の集会に出席していた」(県政関係者)という。

 今月末には都内の定員300人ほどの小規模ホールで行われる集会にも駆け付ける予定だ。

「当選10回のベテランで、閣僚のみならず党役員まで務めた高市さんが、これだけミニ集会に出向くとは驚きです。ここまで票固めに力を入れるのは、焦りの裏返しでもあるのでしょう」(前出の官邸事情通)

 意欲満々の小林氏の存在に焦る高市氏。保守系総裁候補は食い合い、共倒れしかねない状況だ。

「いまや2人とも党内保守派の代表格となっています。しかし、ある党重鎮は『高市も小林も以前はこんなに右寄りじゃなかった。もっとフラットだったはずだよなぁ……』とこぼしています。選挙戦中に正体を露呈し、2人とも支持を失う展開もあるかもしれません」(前出の永田町関係者)

 まさかの“ビジネス右翼”か。党員のみならず、全国民が注視すべきだ。

 ◇  ◇  ◇

 自民党総裁選をめぐるさまざまな臆測については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  2. 2

    高市首相の大誤算…30代女性の支持率ピークから40P減で「嫌われサナエは女性の敵」いよいよ鮮明

  3. 3

    来春の統一地方選の争点は「皇室典範」再改正で決まり 高市内閣支持率急落で野党にも一筋の光明

  4. 4

    「将来の愛子天皇を認めろ」高市政権vs読売新聞でバトル激化! 皇室典範「再び改定」に世論の85%が味方

  5. 5

    「サナエトークン」の闇…集中審議で高市首相秘書の「陳述書」に矛盾発覚、疑惑さらに深まる

  1. 6

    内閣改造へ維新がポスト要求…大阪都構想に前のめり「馬場総務相」爆誕に自民が手ぐすね引く理由

  2. 7

    読売新聞の世論調査「皇室典範再び改正 愛子天皇を認めろ」に85%賛成の衝撃結果

  3. 8

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  4. 9

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  5. 10

    自民税調会が紛糾し党内大荒れ! 高市首相「消費税減税」でいよいよトドメ…反対派議員が証言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  3. 3

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 4

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 5

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  3. 8

    佐々木朗希は今季先発見納めへ…スネル&グラスノー復帰でリリーフ転向が濃厚か

  4. 9

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  5. 10

    橋本愛の“熊本お見舞いメッセージ”まで批判する声に違和感…思い出される杉良太郎「偽善でもいい」の信念